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9/24(木)放送分 IBCラジオ「エコノマートラジオブログ」&FM岩手「エコノマートにちゅうもく!」より

 今回は、ロレックスなどの高級時計に使用される「ステンレス」と「安価なステンレス」との違いについてのお話になります。みなさんは高級ブランド時計とはいえ「ステンレス製」の時計が「どうして数十万円もするのだろう?」と思ったことはないでしょうか。
今回はその種類や特性についてお話したいと思います。
 
かつて世界を代表する機械式時計を作るメーカーの多くは「高級モデル」としては「18金」などの「金無垢」で外装を作るのが定番でしたが、1970年代頃から「ステンレス」を使用した「高級モデル」や「主力モデル」が多く登場してきました。

「ステンレス」の発明は20世紀の始めと言われていますので「100年」程とまだ比較的浅い歴史ではありますが、
今や我々の生活に「不可欠な素材」と言っていいほど様々なものに利用されていて、
細かく分類すると「1,000種類」あるとも言われているそうです。

「熱や摩耗に強いもの」や「海水に強いもの」など見た目にはわかりませんが用途に応じて様々な種類があります。
 
Q:時計に使われている「ステンレス」もみんな同じ種類ではないということですか?

A:はい、様々な種類があります。それでは実際に「時計」に使われているステンレスで有名なものをいくつかご紹介していきます。
まず1つ目は「耐熱と耐食性、溶接性」に優れた「SUS304」と書いて「サスさんまるよん」と呼ばれるものが
最も多く普及しております。これは我々には

「一番身近なステンレスで」食器など家庭のあらゆるものにも使われる「最も安価に作れるステンレス」です。
これは「数千円くらいからで買える時計」によく使用されています。

 
2つ目は、「ブライトリング」などの有名ブランドが高級なモデルに特に使用するステンレスで、海水などの耐食性に優れた「SUS(サス)316L(さんいちろくエル)」と呼ばれるものです。「錆や腐食」にとても強く優れた特性を持っていて、「軍用時計」の素材としても多くの国に採用されています。ブライトリングではこのステンレスを独自に耐久性の高いものに仕上げるために
「高圧力」で叩き、熱処理を施して冷却するという作業を繰り返すことで不純物を限りなく除いた「選び抜かれたステンレス」のみ時計のパーツとして使用するそうです。
 
そして、3つ目ですが「ロレックス」に使われている素材はさらにその上をいく
SUS(サス)904L(きゅうまるよん エル)」というステンレスを主に採用しています。これは2番目に紹介したステンレスにさらに手を加えて強度を増したものです。特性としては海水はもちろん硫酸や塩酸にも強く「化学工場」などでもよく使われるのものだそうです。

今回お話した「ステンレス」のように素材1つをとって見ても高級時計ブランドが相当な
「こだわり」をもって時計を作っているということがわかりますし、それを感じることができると「価値観」や「見え方」もまた変わってくるのではないでしょうか。

 
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